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逆まつ毛とは
症状
逆まつ毛（内反症）とは、まつ毛の生える向き・配列に問題がある、まぶたの縁が内側に入り込んでいる、加齢に伴うまぶたのたるみなどが原因で、まつ毛が下を向き、眼球に当たっている状態を言います。
このような症状でお悩みの場合は、逆まつ毛の可能性があります。
- 目がチクチクと痛む
- 目がかゆくて、頻繁に擦ってしまう
- 目が充血している
- 目に異物感がある
- 目やにがたくさん出る
- 目がかすむ
お心当たりのある方は眼科を受診するか、当院へご相談ください。
原因
逆まつ毛の原因は、大きく次の３つに分類されます。
睫毛乱生（しょうもうらんせい）
まつ毛の生える向き・配列に問題があり、まつ毛が眼球に当たってしまっている状態です。
睫毛内反（しょうもうないはん）
まぶたの縁が内側に入り込み、まつ毛が内向きになり眼球に当たってしまっている状態です。お子様によくみられます。
眼瞼内反（がんけんないはん）
加齢によりまぶたがたるみ、内側に入り込むことで、まつ毛が眼球に当たってしまっている状態です。ご高齢の方によくみられます。
どのようなリスクがある？
逆まつ毛を放置すると、眼球が傷ついてしまい、角膜炎や結膜炎、視力低下などの原因となる場合があります。
また、かゆみで目をこすってしまうと、その刺激が眼瞼下垂の原因となる場合もあります。
目の痛み、かゆみ、異物感など、逆まつ毛の兆候が見られる場合はお早めに眼科を受診するか、当院までご相談ください。
当院での治療
手術による治療
逆まつ毛を根本的に改善するには手術が必要です。手術は基本的に保険適用となります。
主な手術の方法としては、埋没法、切開法などがあります。当院では、形成外科の専門医が、患者様のまつ毛やまぶたの状態を総合的に観察・判断した上で、最も適切な術式をご提案いたします。
近隣の眼科との連携
当院で手術を行う場合、まずは眼科の受診をお願いしております。
眼球に問題がないのをご確認いただくためと、保険診療の手術に必要となるためです。
「かかりつけの眼科がない」「どの眼科を受診して良いのかわからない」などの場合は、当院と連携する近隣の眼科をご紹介することも可能です。お気軽にご相談ください。
日帰り手術が可能
当院では、逆まつ毛の日帰り手術を行っております。
入院の必要がないため、少ない手間と費用で効果的な治療を受けることができます。
「症状を改善したいけれど、忙しくて入院できない」という方も安心してご利用ください。
