先天性の眼瞼下垂

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子供の眼瞼下垂のサイン

お子様にこのような様子が見られたら、眼瞼下垂の可能性があります。

  • まぶたがきちんと開かない
  • 見えにくそうにしている
  • ものを見る時に、視界が狭いため顎を上げる癖がある
  • ものを見る時に、視界が狭いため眉を上げる癖がある

子供の眼瞼下垂の原因

お子様に眼瞼下垂の症状が見られる場合、その原因のほとんどが先天性眼瞼下垂です。
先天性眼瞼下垂とは、生まれつきまぶたを挙げる筋肉(眼瞼挙筋腱膜)に異常がある、またはその筋肉を動かす神経に異常があるなど、先天的な要因により起こる眼瞼下垂です。

手術を受けさせるべきか

弱視の原因になる?

子供の眼瞼下垂は「弱視の原因になる」などと言われることもあり、親御様の中には、ご不安を感じておられる方もいらっしゃるかと思います。
確かに、先天性眼瞼下垂の中にはそういった深刻なケースもあります。しかし、その場合は出生の時点で医師が指摘し、ほとんどが新生児の間に手術を受けることになります。
反対に、それ以外のケースでは、お子様に先天性眼瞼下垂の症状があったとしても、「すぐに手術をしなければ弱視になる」などといった差し迫ったリスクはありません。ご安心ください。

まずはよく話し合いを

まずはよく話し合いを

繰り返しになりますが、出生時に医師から手術を勧められたようなケースを除いては、お子様の眼瞼下垂の手術について、「どうしても急がなければならない」ということはありません。
症状の程度などから、お子様ご本人または親御様が必要性を感じられてからでも遅くはありません。
お子様・親御様双方にご納得・ご安心いただけることが何よりも重要です。手術を受けるかどうか判断をされる際は、まずはお子様との間でよく話し合いをされることをお勧めします。
その上でご不明点、ご不安な点などがあれば、お気軽に当院までご相談ください。

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